科学的に存在しうるクリーチャー娘の観察日誌
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科学的に存在しうるクリーチャー娘の観察日誌

KAKERU

面白いが読みづらさや入ってこなさもある

2024年3月21日
いろんな異種族を現実的な構造で解説したり、科学的な生存戦略がどんどん出てくるのが楽しい本作。種族ごとに異なるエロかわいいシーンも楽しめます。
ただどうしても作者の思想の強さを感じすぎる場面や、キャラクターの台詞の単語選びなどでそのキャラらしさを感じず、どうしても作者が喋っているかんじになってしまっていて読みづらさもある荒削りな所も。
またエロシーンも個人的には構図やパターンが決まってきていて、ムラっとくるようなエロスではなくちょっとしたオマケっぽくなっいる気はします。ここ最近の数巻は作画が3Dモデルのトレス感が強すぎるコマがほとんどで線や絵が固いのが気になってあまり内容が入ってきません。上手い絵を描こうとするより、初期の頃のようにこの作者さんらしい伸び伸びとした絵のほうが魅力があると個人的には感じます。
それでも面白い作品なので今後も新刊を楽しみにしています。
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