このレビューはネタバレを含みます▼
新刊として出た!凄いですね。
みずしま先生は初読みです。TLを多く描かれていて、こちらはデビュー作だったとのこと。
イケメンミックスのデニッシュパン屋さん松岡と食パン専門店の大貫。
パンの専門店は最近はよくあるけれど、9年前だと斬新だったかも。
松岡(攻)は月1で新作エトワールを作る。デートしてキスしてエッチした人のイメージで(笑)誰かをイメージして作っていることはお客さんも知っていて。恋は本人はしていないけど、遊びで男女構わず付き合ってエトワールを作る。これが大人気。
一方、大貫(受)は父親の突然死後に、会社を辞めて継いだ。父親の味を守ることに必死だったが、松岡との交流で味が変わったと言われ…怖くなり松岡を責めるが正論で突かれる。
大貫が変化もチャレンジしたかったことも、松岡を好きなのも受け入れたら、よい変化が生まれた。
協力し合って夜パンも作り、変化を楽しむことができるようになる。
松岡は軽く見えるけど、大貫が好き。大貫が受け入れてくれたことで、自身もパワーアップし、遊びも止めたよう(笑)
荒削りな部分や単純に見える部分もあるけど、パン職人同士の違いと誇りと恋愛が面白かった。仕事BLはいいね。