このレビューはネタバレを含みます▼
いやいやいや、可愛い！
顔がじゃなくて、攻めの逢見の未熟で幼稚な恋心が！
イケメンでヤリ〇ンで、恋人はとっかえひっかえ星の数なのに、恋というものを全く知らない。
「別にいいけど」で付き合い始めた相手（楓くん）を、
「なんか気になる」「なんかイラつく」「なんかいつもあいつのことを考えてる」ってことが重なって、
それでも好きになっていってることに全く気付いていない。
何故なら、その感情が恋であるということを知らないから。
無意識に楓くんに対してとってしまう態度や行動を、友達に「小学生がやることだ」とつっこまれ、「自分は小学生のときにそんなことはしなかった」と真顔で言い返し、
「だからそれを今やってるんだろ。俺たちは分かる、経験者だから（小学生のときに既に）」と諭される、ここが一番好きです。
イイよねぇ的確な指摘をくれる友達って。
そして、あんなにクズ野郎だったのに、とたんに逢見がバブちゃんに見えてくる。可愛い。
逢見が楓に惹かれていくのは、これまでに居なかったタイプで ペースを乱されまくるのがきっかけ。
レビューを見ていると「好きになる理由が薄い」という方も結構いらっしゃるようですが、
いや、でも、それも楓の性格や行動があってこそなわけだから、やはり「楓だから」好きになったんでしょう。
楓本人が一番、念願の両想いに対して「なんで？」って思ってる。可愛い。
クズがピュアになるのって、見ていて楽しい。
いや、でもピュアだからこそクズだったのか？
恋愛を分かってる上であれをやってたならクズだが、だって知らなかったんだもん。笑。
セッのやり方は知ってたのにね。www
ああ面白かったあ！
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