落ちこぼれ国を出る ~実は世界で4人目の付与術師だった件について~
御影雫/HAYADAI
倖鷺
さん
(女性/40代)
総レビュー数:71件
このレビューはネタバレを含みます▼
偶々オススメで出てきたこちらを試し読みしたら、とても面白くて一気に全巻購入しました!
序盤の転生などの設定は王道ですが、転生回想が意外にあっさりしていて、後はRPGまっしぐら。
ストーリーやメンタル、人間関係はポジティブで明るい印象。
新刊に出てきた綺麗なドラゴンの行く末が気になり小説も読みました。驚いたのは、ほぼ毎日更新であること。しかも1話1話の文章が短くて読みやすい。1500話は無理~と思ってたけど、読みやすいからスルスルと読んでしまう。書籍も出ているのにネットの小説を残してくださっているのは感謝。
ストーリーがサクサク進むので、1500話あるけどコミカライズもすぐ追い付くだろうと思います。
漫画とは違い、小説ではギルベルトと主人公が直接会うのがわずかにずれていて、あれ?と思いましたがコミックのおまけページで作画さんの提案?で改変されたらしく、どっちみち合流するし些細なことなので無問題と思いました。
小説読んでて特に気になったのは、ある段階でギルベルトが大幅レベルアップし「私幸せ!」と凄く喜んでるシーン。
口調が漫画の出逢いシーンからかなり変わっていて想像しにくいのですが、何か凄く幸せそうなので早くその漫画のシーンを見たい!と思いました。
小説では他の付与術師や勇者、聖女?も登場するようで、今後のコミック版が楽しみです。
205/08/15追記
最新刊が最終巻と知り驚きつつ購入即読。
こう来たか!と思いつつ、エスターが雄々しく且つギルベルトが人間らしいままで終わる、丁度良い終わり方だと思いました。(※エスターは小説の先の話では漫画以上に二つ名が増えまくりお姫様や女神扱いされ過ぎてかなり可哀想でして…)
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