このレビューはネタバレを含みます▼
ジャスティンは株式転売の天才で『ミリオネア』の会員のなかで超がつく程のドケチの億万長者。お金の為だけに生きてきたと言っても過言ではない。『ミリオネア』でそれぞれ振り分けられた慈善団体の寄付のため、訪れた施設で大量吐血して一度は危なかったが、それは生死をさ迷っている間の神様との取引だった。
その時お世話になったエイミーに好意を持つが、彼女には姉夫妻の忘れ形見の小さな子どもたちが3人いて、エイミーが若すぎること、独身など色々けちをつけ、彼女から子どもたちを取り上げようとしているソーシャルワーカーが何度も来訪してあら探ししていた。そこで、子ども嫌いな彼が一計をねった策がジャスティンが子どもたちを守るのは僕と結婚するしかないと彼女を言いくるめ、結婚してしまう。日頃は子ども嫌いなジャスティンだが、彼等は全くそうじゃなく可愛く思えるのが不思議なところ。一方、エイミーも両親のような愛のない結婚は嫌だった。でも、母がわりの姉夫妻の忘れ形見の為にいつまで続くかわからない結婚をするしかなかった。ジャスティンの仕事関係のパーティーに連れて行ってもらえず、約束した日から指一本さえ触れようとしない彼に疑惑を抱くのは女ならば当たり前。でも、結局はエイミーをかばいジャスティンが大怪をする。そこで、初めて『君を愛しているんだけど、伝えかたが解らない』と本音を告げる。
三人の中で一番結婚に疎そうな彼が子どもたちとエイミーとやがて生まれるであろう新しい家族といつまでも幸せであって欲しい。三人のミリオネアの中では一番裏表のない愛されキャラかも。私は一部よりこちらの方がオススメです。
さて、次はラストの三部作目に!