このレビューはネタバレを含みます▼
企業社長取締役の印南×元不良当たり屋中卒の青依
強気受けってただ頭悪そうに騒がせとけばいいみたいな中身の無い描かれ方ばかりのイメージで苦手なんですが…イメージ覆されました。読み始めてすぐは失敗したかな?と思ったけど、面白くて4巻まで一気に終わってしまいました…!
普通に生きてたら絶対交わらない肩書同士の二人がラブラブになるまで(なってからも)の過程が丁寧に描かれてて、何回も読み返してます。
特に1巻の終わりから2巻までの間に起こる青依には辛い事件が、自分の経験とリンクしてボロボロ泣いちゃいました…!
青依は育ちは不遇なのに芯が真面目だから、スポンジが水を吸うようにどんどん成長してしかもそれを鼻にかけず謙虚で純粋なまま。
仕事はできても恋愛は下手くそだった印南も、そんな青依に感化されて人間的にも成長していく。
また職場の仲間たちもいい人ばかりで、脇役の存在感も絶妙!
細かな感情の揺らぎが表情や言葉選びにも繊細に描かれてて、読後感も大満足。もっともっと続きが読みたくてたまらないです。
4巻で一旦物語の区切りとなるかもしれないけど、連載終わらないで欲しいです…!