コヨーテ
」のレビュー

コヨーテ

座裏屋蘭丸

マレーネとリリー

ネタバレ
2024年3月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一言で言えば“辛い”作品。でもそれを凌駕する、愛し合う2人の美しさに惹き込まれます。人間と人狼、しかも憎み合う敵対関係である背景を知らずに出会ってしまった。その壮絶すぎる諍いに翻弄される様子にハラハラドキドキ心臓が持ちません。
大先生の作画がそりゃもう言葉も無いくらいに素晴らしいし、マレーネとリリーだけの場面はひたすらに甘い。涎が出るほどに…
何よりも大切な存在を奪われてしまった人達の心の闇、人が憎しみ合う虚しさ、それでも捨てきれない希望。いろんな感情が行ったり来たりします。
4巻読了、ここからの展開に恐怖しか感じないけれど、ラストはマレーネとリリーの手が離れることが無いと信じたい!
いいねしたユーザ2人
レビューをシェアしよう!