あした愛かもしれない
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あした愛かもしれない

山下街

優しい気持ちになって恋がしたくなる本

ネタバレ
2024年3月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2巻まで読了。ほのぼのBLって少し物足りなくて敬遠しがちだったのですがこれは良かった…全人類この作品を読んだら世の中の穢れが少し浄化される気までしています。
攻めの夕は一般的なスパダリや隠れドS、年下ワンコではありません。でもとにかく優しい…嫌味のない優しさ。恋愛初心者が本気で人を好きになるとこうなるよね~!!的なものを具現化してくれています。(←自己調べ)
そして受けの凪も清純で心の優しい子。こんなかわい子ちゃんに無垢な目で見つめられたら好きになっちゃうよ。溺愛しちゃうよ。1巻は付き合う前後、2巻は心も身体も進展あり。とにかく2人ともマイペースで相手の気持ちを思いやり、読者としても安心しながら読めます。3巻は最高に疲れたときのご褒美として、じっくりゆっくり味わいます。それと、個人的に凪の友達の光太郎がカッコよくて登場する度にテンションが上がります。この作品を読み終わって、久しぶりに恋がしたくなりました。こんな感情を呼び起こしていただきありがとうございます。
【3巻追記】なにこの尊いやつ…疲れも吹っ飛ぶ。一生一緒にいてくれや。
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