京極家シリーズ
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京極家シリーズ

木下けい子

偽装結婚から始まる京極家のアレコレ(笑)

2024年3月31日
『愛しあってる大人なら誰だって結婚していいはずだ。変な結婚なんてこの世にはない』まさにこのセリフがこの作品を引っ張っていくんですね。例えお父さんの隠し子を息子が自分の子として育てていくのであろうと、お父さんが議員をやっていて同性結婚を法案として世間に広げていくためであろうと…お父さん!あなたはある意味怖い議員です(笑)でも、誠志郎と尊のカプは偽装結婚をしているにも関わらず、大人の恋をして、大人の愛になって、大人の結婚に発展していきました。礼央も素直な二人の子どもになりましたよね。となれば、お父さん、あなたはある意味スゴい方かもしれません。一番大きな愛をみんなを包んでいるのはお母さんですけどね(爆)議員の婦人会って怖い(笑)でも、議員さんを転がす奥様って世の中で一番現実も見て知っている、スゴい人たちかもしれませんね。
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