木下作品の中でもとにかく一番好き。
軽快なテンポでふわりと優しい作画にのせた可愛らしい世界観。
度々登場してくるダックワースのようなさくりと甘い大人のお菓子のようなお話です。
芸能一家に生まれた尊と世襲議員一族の誠志郎。
ある事情からあっという間に政治の駆け引きの中に引きずり込まれる1巻。
展開が早くて、ふたりの気持ちも早くて、結構置いて行かれちゃう感じがありました。
なので当初はあまり惹かれなかったんですよ。
でも、木下ファンですから。
読みました続巻出たらそりゃ。
そして完結した本作品はそれはそれは楽しいBLハッピーファンタジー!
一気読み推奨いたします。
すご~いドラマチックでもないし展開に技を感じる作品でもないんです。
でも、この世界観がイイ。
甘く触れ合うふたりがイイ。
レオというスパイスがまたイイ。
登場人物がひとりひとりしっかりとした大人で、己の考えを持ちその責任の中生きている様を描いていて、そこが手ごたえのある重さを出しているのかな。
なのでふわりとしたラブコメが浮足立たないのかも。
今もなおリアル同性婚の議論がされていますが、たくさんの意見を持ち合っていっぱいいっぱい議論して”愛”というカタチをそれぞれが見いだせるといいですよね~。