天は赤い河のほとり
」のレビュー

天は赤い河のほとり

篠原千絵

壮大なスケール

2024年4月1日
”転生もの””溺愛もの”の元祖というか、お手本というか。
しばらくぶりに読み返しに来たけれど、
この物語の魅力は、そのスケールの壮大さですね。

ホラーのように始まって、ロマンティックな異国ものであり、
ミステリアスな歴史ものであり、シリアスなサスペンスであり、
甘いラブストーリーでもあり。

物語が長く、登場人物が多くて頭に入り切らないけれど、
テンポが良くてモタモタ感じず、大変面白い作品でした。
ラストの着地の仕方というか、描き方にも感心しました。
何度繰り返し読んでも飽きない作品ですね。
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