何でもいいから消えてくれ
」のレビュー

何でもいいから消えてくれ

ひなこ

…て言ってるのに増すばかり😩

ネタバレ
2024年4月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 完結だと思いましたが…新刊3巻、続く😩(んー良いところ💦)


優しい話は疲れた時の癒しで、それはそれでめちゃくちゃ良いです。だけどたまにハッ忘れてたッ😩…と我にかえる、洋二の様な一方的で温かさもない、スイッチが入った時の様な男性の暴力的な一面。それを同性(陸)に向け支配的な関係から情が生まれた時、そうだったこれがBLだったと思い出して耽美だなと。

洋二目線で読んだ2巻、第8話。
そこでコントロールが出来たなら…と。洋二の一方的なその行為から言葉にしてこれなかった彼の想いを感じて、ひなこーーーー(先生ー)と叫んだ。
だけどその想いは恋愛感情だけじゃなさそうな…な所も良くて、陸が苦しいそうとかそんな事を思ってあげる余裕もないギリギリ感が思春期だなと、めちゃくちゃ良かったです。
何より良かったのは最低だ、と呟く陸の戸惑いで。その涙の意味はなんだろうと思ったら、リビドー…😩と(青春)。

3巻。情を感じて尊いなと思いました。すれ違ってはいるのですが、想いが重なった時の戸惑う2人が可愛かった(急いで窓を開けて、はだけたシャツのまま水を買いに行く姿とか。)そして16話…青春だなと思いました。

2巻、プチプチと髪を無意識に抜く洋二の行為(ひどくなるとまつ毛も…。)無意識だから止めさせようとしても、それがまたストレスになる。その辺りが陸との関係でどうなっていくのか気になるよーと思った読後でした。

ひなこ先生の攻めキャラは本当、良いです😩
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