緩急の緩がネームに欲しい





2024年4月5日
ストーリー的には盛り上がる場面があまりないのに、読んでいてとにかく息つく時間がない。な、なぜだろうか、、と考えて他の作品も読ませていただいて、そうか。ほとんど会話とモノローグで話が進んでるからや、そして語彙が乏しい、セリフが全く魅力的でない....これは読んでてしんどいわ...ということに気付きました。描き手側は実際に描いてない設定まで頭の中にあるのだと思いますが、読み手側は描かれたものから読み取ることしかできないので....読者との間にできる隔たりが少し大きいかなと感じます。ストーリーにとって重要でないセリフはいらないので、絵だけで人物の感情やその場の情景を読み取れるコマがもっと欲しいなと思いました。話の中の関西弁もマシンガントークではないのになぜかお腹いっぱいになります。たぶん、大したこと言ってないのにセリフとして拾ってしまってるから、もしくは言葉の表現に豊かさがないからかと。絵は個性的で、似たような雰囲気の作画が多いこの時代でとても貴重な存在だと思いました!

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moc さん
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