このレビューはネタバレを含みます▼
ファンタジーなストーリー展開。壮大な物語の予感でワクワクしながら読んでいました。純粋にお互いを想う気持ちが可愛くて儚くて、とても良かったのですが……3巻でファンタジーじゃないじゃん、って世界観がガラリと変わって、当初それも壮大なストーリー展開すごい！と思っていたのですが、読めば読むほどこれは某有名少年漫画じゃないか……と思ってしまって。一度気づいてしまったらなんだかシラけてしまいました。設定も物語の持っていき方（最初は閉ざされた方の視点→その後外の世界を明かす）もあの漫画にしか思えなくて。得体の知れない人間じゃない何か、閉ざされた島、傍観者、外の世界……わかる人にはこれだけでわかるし、知らない人には新しいのかもしれません。イチャラブ少なくてもストーリーがしっかりあれば楽しく読めるのですが、暗い展開続くし設定もプロットさえも某漫画かい！と思ったら、この作品の良さはどこ……？とわからなくなってきてしまいました。私は某少年漫画が大好きだし、この漫画も当初とても好きだったからこそ、悲しくなってしまいました。こんなことあるんですね。
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