火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています【単話】
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火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています【単話】

浅木伊都/山田こもも

ヒロインがちょっと好きじゃない

2024年4月7日
美醜逆転要素もうまく取り入れていて、ストーリーが面白い作品。絵も見せ場に華やかさがあって綺麗だと思う。
けれど、主人公の蝶の耳の設定と、巫としての清めの力がある設定・清めの力があるから(?)皆が醜いという鬼灯様の真の姿が見れる設定とちょっと能力盛りすぎかなと思ってしまう。
例えば普段は聞こえないけれど耳を澄ますと蝶の耳を使えるとか、蝶の耳を使いすぎると体力を消耗するとか、もうちょっと能力に制限があった方が良かった。能力に頼りすぎ&それが当たり前になっていて、あまり好きになれない。
また、周囲の鬼灯様の扱いも「醜男!」と外見で罵倒していて好きになれない。主人公だけ鬼灯様の美醜が逆転して見えるというのがストーリーの重要な要素でしょうから鬼灯様の見た目がブサイク扱いなのは仕方のないことだとは思う。
けれど、「穢れを近づけるな!」とか、もっと別の言い方があったと思う。特に主人公に懐いている付喪神が仕切りに醜男連呼していて嫌なやつだと思った。
あと、時々主人公の感覚がオバサンっぽくて気になる。
今のところ話を追っているけれど、上記の点がキツくなってきたら買うのをやめます。
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