このレビューはネタバレを含みます▼
壮大なファンタジーに中華風オメガバがミックスされた作品。高評価だし400p超えとあってさぞ読み応えも十分だろうと期待していたら、後半の急展開に気分が萎えてしまって…。
ファンタジーっていかに読者をその世界観に没頭させられるかが決め手だと思うのです。前半はどっぷり浸れたのですが、徐々に世界観が壮大かつ複雑になっていく一方で安易に纏まる展開にちょっと風呂敷広げすぎちゃったかな?感が拭えなくて。
都合良すぎな場面が多々あるし天馬vs天狼の場面ではあっさり解決しちゃうので、途中からサラ〜ッと端折って読了。おまけに成長した志遠のイラストが女性的でなんか違う‥と。
受攻キャラに魅力を感じられなかったのもありますが、私には色々な設定や展開が詰め込み過ぎているように感じていまいちハマれませんでした。スピンオフは「天馬の貴公子の箱入り花嫁」