淫影
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淫影

本穣藍菜/しちみ

PourR=Rのために

ネタバレ
2024年4月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様と絵のしちみ先生は、「色のない〜」「埋葬計画」からのタッグでしょうか😊あー新作出てる‼とワクワクしつつも、「埋葬計画」みたいなオチだったらーーーまたしてもメリバ⁉ーーなんて感じで読み進めました。いろんなオメガバースものを読んできたけど、オメガの境遇はいつも険しい。胸が痛くなります。受けのご両親(受けの母はオメガ)の関係が奇跡と言えるくらい。受けも攻めも思い合ってるのに、素直になれず、誤解したままドロドロにこじらせて、しなくていい苦労をそれぞれが背負うのは、先生の他作品とカラーが一緒でした。そういう意味では先生らしい作品なのかな。2人が離れた後、受けがそうと知らずに採用されて働く事になった、攻めが設立した会社の名前。意味はフランス語で【Rのために】。Rは受けの名前の頭文字。これに気づいた時からは、安心して読めました🙂
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