このレビューはネタバレを含みます▼
大好きなゴドーが死に、不思議な力で、どんなものも布があれば作れる羽繕が渾身の作品として、ゴドーを作る。
しかし、魂が半分だけであるがために、残りの半分の魂を探す旅にでるのですが・・・。
童話的で、切なさがつねにあるストーリーです。
はづの孤独をつつんでくれる子供のようなゴドーが逆にかわいい。
でも、はづを守るために変化したり、それこそ自分の体をたてにしてとか、
もうどちらも相手を想っているのに、両片思い。
よくねられたキャラと世界観に圧倒されます。
著者のほかの作品は読んでいませんが、かなり好きな内容でした。