何でも思い通り

ネタバレ

2024年4月17日

このレビューはネタバレを含みます▼ 社畜リーマンの平凡受け黒岩と一途執着攻めの整体師岸辺のお話です。黒岩が最初から最後までずっと岸辺の手のひらで転がされています。岸辺にとって黒岩のことは何でも思い通りな存在ナンデスネ…となり若干シラーっとしてしまった。こういうのがいいんでしょ？いいよね？？みたいな。黒岩もチョロすぎるな。岸辺は本当に策士なので色々考えていますがその策があまりにも順調にいきすぎてなんかこう、岸辺の方に少しくらい試練があってもいいんじゃないかな…と思えてくるんです。ずっと余裕そうで必死さが見えづらいからでしょうか。20年間思い続けてるとこのどこが必死じゃないんだと言ったらまあそうなんですけど。ずっと岸辺優位なので岸辺の焦ったとこや嫉妬するとことかも見たかったです。落とすことに必死になるんじゃなくて、黒岩に必死なとこ。色々書いといてあれですが、上記は私の好みなだけなので評価としては満点の星5です。やっぱり一途執着攻め、平凡受けは大好きなので買ってよかったです。個人的には最後辺りの岸辺の右肩に対する思いが特に好きです。策士な岸辺の茶化すためでも落とすためでもない黒岩を想う素の言葉だと思うので。胸にきます。＊240ページ

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りんごももさん

(女性/－) 総レビュー数：15件

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