王宮のスキャンダル Ⅲ 夜だけのシンデレラ
」のレビュー

王宮のスキャンダル Ⅲ 夜だけのシンデレラ

ジェニファー・ルイス/橋本多佳子

タイトルどおり!

ネタバレ
2014年3月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さんの絵が好き。シングルマザーのステラは過去のトラウマから子どもは欲しいが夫は不要と考え、精子バンクで人工受精し、男の子を授かった。
そこにカッコいい男性が現れ、子どもの父親だと言い出す。しかも、彼は小国ながら歴史ある国の国王だと名乗り、仕方なくDNA検査をおこなうが、結果は親子に間違いない事が判明し、彼の国に1ケ月だけ子どもと仕事をしに行くことに。そこでいろいろおこるのだが、初めは彼の狙いは後継者たる子どもだけだったが、だんだんお互いに惹かれていく。
いくつか前のレビューにも書いたけど、世の中の男性は女性に『愛している』という言葉を何故言わないのか?いくら体をあわせてもその言葉がない限り女性は絶対に堕ちないし、彼女にもなれずただの愛人となってしまう。ここでもステラが『あなたの愛がほしい』と言っているのに、『三人で暮らせば同じことだ。』と言っている。男性的には同じかも知れないが、女性にとっては大きな違いだ。だから世の男性諸君、本命の彼女には必ず『愛している』と心から言ってあげましょう。その言葉は魔法の言葉だと思って下さい。大事な場面で何度か言ってあげると家庭生活が大きく変わりますからね?
いいねしたユーザ2人
レビューをシェアしよう!