杖と剣のウィストリア
」のレビュー

杖と剣のウィストリア

大森藤ノ/青井聖

ウィルとエルファリアの約束

ネタバレ
2024年4月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 8巻まで読了。
8巻で一旦息継ぎできるとの説明を信じて読み進めましたが、8巻半ばではもう次の試練が始まってしまって、続きが気になります。
「杖」が魔法が使えるモノの側、「剣」が魔法を使えないモノ。
この作品の世界観は、魔族や外の敵から世界を救う為、空を覆う魔術を使う特別な五人の魔法使いが居る。その魔法使いが居る塔を目指して、リカーデン魔法学校を6年で卒業する前に必要な単位を取らなければならない(優秀な者達は、実は卒業前にスカウトされるのだが)。
そんな中、魔法を使えない主人公「ウィル」は学園中から蔑まれ見下されていた。(ウィルの髪型が、『約束のネバーランド』の主人公エマと同じなのが、何故かずっと気になっています)
作画も上手いです。
魔法がある世界なのに、誰もが魔法に頼っているからか、敵は魔法を封じる術等を使ってくるので、魔法を使えないウィルが活躍する‥という展開なのですが、努力と健気で前向きな性格の主人公は段々と理解者を増やしていき…と、スカッとする流れだったのですが、8巻終わりにかけて、魔法を使えなければもう前へは進めない状況になり、さぁ、ここからウィルがどう動くのか・・・。
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