余命わずかの死に戻り聖女は、騎士の執愛をやめさせたい
葉月エリカ/のどさわ
このレビューはネタバレを含みます▼
世間擦れしてない純真な聖女ヒロイン、信者の如き騎士ヒーローの執着愛、やり直しの話でした。前半は性関連に疎いヒロインが墓穴を掘りまくってコメディのようでしたが、後半は死期が迫る中追い詰められていく2人が一線を超えてしまってどうなるのかハラハラしました。布石もあったので、なんとなく犯人の予想はしていましたが、人の暗い部分とヒロインの純真さの対比で予想を超えた真相でした。最後ヒーローの真っ黒な部分もあって、「あれ?ヒーローがこんな感じってことは、もしや…」ソーニャだったー!と読み終わってから気付きました。
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