このレビューはネタバレを含みます▼
社畜体質のパッとしないオタクリーマンの美春（受）が、仕事で疲れ切って辿り着いたのが古びた旅館で。そこで出会った藤男（攻）が、旅館の息子で未練を残し死んだ幽霊だと勘違いした美春。泊めてもらったお礼と病んでた自分を優しく諭してくれた恩返しとして何か自分にできることはないかと考え「何でもする」と言っちゃった末、軽くエッチなことされます（既に少しMっ気見え隠れするの可愛い）。でも蓋を開ければ、藤男という男は実家の旅館を捨ててAV男優になった挙句、戻ってきたと思ったらAV撮影所として旅館を使おうとしてるとか…とんだクズ野郎だった訳で。あ、でもこれにも訳があるので藤男に関しては徐々に可愛げが出てきますよ〜。初めは酷い仕打ちと取られても仕方ないことを美春はされてますが、最終的には両思いになったり旅館が繁盛したりするのでハピエンです。どこか世間的にチグハグな2人が、これからは側に居ないとダメな存在になってくのかな？と期待させてくれる様なお話でした。続編もあるので、そちらでは藤男の溺愛見れたらいいな。ちょっと鈍感で目の前のことに一生懸命な美春が幸せそうに笑ってる姿も見れたら嬉しい。
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