【小説版】今度は絶対に邪魔しませんっ!
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【小説版】今度は絶対に邪魔しませんっ!

空谷玲奈/はるかわ陽

コミックからくると予想外に重くて深い…

ネタバレ
2024年4月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ コミックを先に読んで。悪役令嬢が罪を犯し獄中で亡くなる寸前で一年前に巻き戻ってやり直し。王子と幼馴染みどちらとくっつく?義妹とも仲良くなるのかな?なんて思って小説にきたら…。浮ついた気持ちで来てごめんなさいという気持ち。祖父と父、夫婦、母娘、父娘、愛人…色んな執着やら歪みやら何やらが生まれたときからずっとヴィオに絡んでたのね。コミック冒頭で濡れ衣ではなく、本当に義妹に殺意があったのか〜うわ…なんて思ってごめんなさい。そりゃ一回目の人生ではそうなるよ…。ヴィオごめんなさい。巻き戻ってほんとよかった。ユランありがとう。最後のそれぞれ視点の話も執着や狂気が凄いな。子供が生まれても母親の狂気を思い出すとか一生心にかげをおとしたままなんだよな。これは読み応えありました。
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