変態の、変態による、変態のための芸術

ネタバレ

2024年4月29日

このレビューはネタバレを含みます▼ 好み似てそうなレビュアー様たちが軒並み絶賛しているのでまとまるの待ってました。でも全然続きでないんで痺れを切らし買ってもうた。なにこれ、もっと早く買っとけばよかった。今んとこ3巻。

クールなむっつり変態攻めと見目麗しい露出狂変態受けカップルのエロ本です。芸術学部主席の攻め君はヌードモデルを探していて教授に紹介を依頼。で、やって来たモデルが美しい受け君でした(表紙の彼ですね)。もうね、脱ぐ前から彼の早く脱ぎたいというワクワクが伝わってくるの(笑)。いざデッサン始めると、なんとデッサン中に受け君のハイパースティックがスタンディングオベーショーン！！
「実は自分は露出狂で貴方に視カンされに来ましたぁごめんなさぁい☆テヘッ」とあっさり白状。
するとなんと攻め君ドン引くどころか「うん、いいよ☆」(←もちろん実際はこんな軽いやり取りではない。)。。。そこから攻め君の秘めたる変態性も覚醒して行きます。サンキューアーティスティックドスケベ展開！！っていう感じの話です。こんなにも受けがずーっと全裸の話初めて読んだ(笑)。
絵を描くことしか興味のなかった攻め君が、頭のてっぺんから足の先まで美しいド変態受けに欲望剥き出しになるのがたまらん。受けもド変態のくせに時折見せる謎の恥じらいがたまらん。そして絵が非常に美しくてたまらん。まさにアート。

ただね、R18なのに線が3本なの。ちょっと太めの白い『三』が結構主張してくるの。そこはもうちょい細い『＝』でよかったんじゃない？ってオバチャン強欲だからちょっと思っちゃった。まぁ正直デカいから『三』でもほとんど丸見えトリックアートなんだけどね。また知性のかけらもないレビューしちゃった。