モフモフ+オメカバ＝理性と獣性との闘い

ネタバレ

2024年5月6日

このレビューはネタバレを含みます▼ モフスキンなるものを身につけると､予め希望した動物になれるというユニークな設定のお話です｡35歳独身の志賀彰は家族も恋人も無く､小学生の頃の夢…猫になって縁側でおじいちゃんに撫でられて過ごすこと…を叶えるべく高価なモフスキンを購入します｡憧れの黒猫となって最初は家の庭をうろうろしていますが少しずつ遠出をするようになり､近くの公園で薄茶色の犬と出逢います｡首輪をしていない犬は迷子かもしれず､気になった志賀は人の姿に戻ってもう一度公園に犬を探しに行きます｡犬を連れて帰った志賀は､その犬が部下の西野匠みたいだと思います｡半年前に転職してきた5つ下の西野は会社で会うといつも良い匂いがするのでした｡犬はいつの間にかいなくなってしまうのですが､会社で会った西野からの匂いはさらに強烈になり､志賀はなんだかムラムラしてくるのでした。好きな動物に変身できるユニークな設定にオメガバ要素が加わることで､発情期からエロへと自然な流れで突入してゆきます｡最終的にはちゃんと人として理性の部分で愛を確かめ合う魚介醤油系ワンコな後輩×チョロくて可愛いにゃんこな先輩のラブコメです｡

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黒蜜きな粉さん

(女性/40代) 総レビュー数：1件

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