愛を禁じた契約 Pseudolovers
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愛を禁じた契約 Pseudolovers

御堂志生/ひたき

あまりにも

ネタバレ
2024年5月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒロインへの扱いが酷すぎて途中で読むのを止めようかと迷うほどの展開。ヒーローの一度目の結婚のトラウマと父親の蔑みから、闇深い傷を負っていたとはいえ、愛人として囲い込み、過去の傷をヒロインに向けてしまうべきではないし、ヒロインの受け続けた心の傷跡は計り知れない。しかしながらこのヒロインは本当に優しく賢くそして強い!聖母なのかと思ってしまうほど。でも根底にあるヒーローへの深い慈愛に満ちた姿に、涙が溢れた。
ヒーローは如月夫婦とヒロインには一生頭が上がらず、足を向けては寝られないな。ヒーローの深いトラウマも、ヒロインの包み込む様な深い愛によって全て消えて、ヒーローすんでのところで間に合って、取り戻せて良かったな。ハンカチ、いやタオルを用意して読むのを推奨します。
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