托卵
」のレビュー

托卵

ひさうちみちお

「差別」という物

2014年3月30日
一読して驚愕。
こ、これは。
現在の外国人差別運動とか
そうした物全てに繋がっています。
架空の古代の時代の架空の国。
主人公の修道士・ボスコは
とある調査でとある国に来ますが
独自の生活スタイルを営む民族への偏見と差別を目にします。
それを利用する人間、
または使命感に燃えて迫害する人間、
そのドラマが最悪の事態に向かっても
主人公の平静さは
学ぶべき物だらけ。

やっぱ、
ノンポリの方が生きやすい世の中です。

カトリック教会の知識がないと
ちょっと辛い内容です。
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