このレビューはネタバレを含みます▼
旅に出た後が長かったです。色々な街を訪ね脇役達のバックグラウンドが判り、それと共に物語を進める為の情報を得る訳ですが、この辺り少しモダモダした感じでした。主人公が自分がどう在るべきかの迷いもあり、ぐるぐるした展開との印象が強くなったように思います。神とは、良き王/指導者はとは、と言った大きなテーマがあり、その見解は面白かったです。自分が与えれた職務に忠実であろうとする従事者、神をも欺いたその行動にはそれはどれ程の価値があるものだったのかしら?結局は争い事にもなり、国を大きく傷付けましたから。