メイジー・ラヴを綴って
」のレビュー

メイジー・ラヴを綴って

くれの又秋

思わず唸ってしまう快作

2024年5月11日
性的マイノリティーへの偏見のレイヤーや主人公の感応性の描写、各キャラクターの機微が粒だっておました。大学生サイドの世界と今後2人はどうなっていくのか続編を待ちたいです。
…作中色々と容赦のないセリフや状況に作者の肝が座っているなあと思いました。また、みっともなくとも行動した人が手に入れられる視界がありますね、作中説教臭くはなくとも身につまされる思いでした。皆が皆成就するわけでもありませんが。読後の余韻がすごいです。ありがとうございました。«追記 長年さつき(攻)の近くにいて肉の関係もありながら振り向かせられない友人が辛いですね。結局好みか好みじゃないかってことでしょうか? 人生長いからチャンスはいるかもしれないけれど、それにしても辛い»
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