ダブル・バインド
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ダブル・バインド

英田サキ

メインCPの2人が好き

ネタバレ
2024年5月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 受けの瀬名さんは、ちょっとめんどくさかったけど、スッゴイ可愛かった〜〜!なんで好きなのにあんなに塩なんですか???そのおかげで、後半素直にデレても攻めが素直に受け取ってくれんかったやん。俺なんてだらしなくて、無神経でデリカシーないし、靴下は穴が空いても履くし…で笑いそうになったわ。でも、攻めの上條さんのそういうとこも含めて全部すきなんだよな。正味、新藤さんのこともスゴイ好きだから、新藤さんと結ばれるエンドでも全然よかったんだけど。切ない2人でした。でも、新藤さんに誘われなかったら最初から上條さんのことすきになってそうな瀬名である。でも、この2人は大人になってから出会ったから恋人になれたのも納得している。この辺の登場人物たちの関係の変遷については、読んでじっくり自分の中で咀嚼して欲しいところです。この本の事件パートとはまた別の醍醐味です。それにしても上條さんさ本当に良い男なんだよね。ヒカルのこと忘れないよ、とか、今ある気持ちを大事にすればいいんだよ、とか、泣けなくてもお父さんの為に葬式に行った方がいいとか、スゲー心に残るような台詞オンパレードなんよ。結婚歴もある歳上の男は深みがありますね。祥の育成歴や事件も大変興味深いお話でした。葉鳥は正直タイプじゃないかな笑なんで新藤さんは、ナゼ瀬名からの葉鳥なんだ…という感じで、葉鳥好きな人には申し訳ないけど、あまり関心が湧かなかったかな。新藤さんにはやっぱり瀬名が合うと思います。この2人が恋人だった時の話が読みたいですね。それ以上に上條さんとの甘い生活も読みたいですけど!この2人、もっとラブラブさせたいわ。あと、これ4巻にわけるほどの分量でもないと思いますけどね。あとがき読んでギリギリ進行でキリのいいところまで書いたら出したってとこか…と想像はついたんですけど、思っていた以上に読了は早かったので、4巻分の重みにビビる必要性は全然ないです。
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