さよならの、その時まで【シーモア限定描き下ろし漫画&電子限定描き下ろし漫画付き】
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さよならの、その時まで【シーモア限定描き下ろし漫画&電子限定描き下ろし漫画付き】

あともう少し

ネタバレ
2024年5月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 紅先生の作品は、シーモアさんに出てるものは全て購入して読んでいます。
当然、今回も作者様買いです。
いつも登場人物達がほんわか良い人たちばかりで 読んでるこちらも暖かくなる、溺愛が堪らない作者様です。
今回も、攻めが受けを溺愛、受けは攻めの為を想って遠ざけようとする、良い人たちでしかないんですが、
何故かこれまでの作品ほどは、キャラクターに愛着が持てるまでいきませんでした。
どうしてだろう。
イマイチ性格が掴み切れなかったな…。
受けが攻めを遠ざけようとする理由が、「え、それ、でも攻め本人には関係ないじゃん…」と思ってしまって、
最終的には「あ、なるほど、そこまで考えてのことだったのね、もっと深いところでね」と分かったのですが、
でも寿命のことを言っちゃうと、他にもっと良い人が、っつっても結局その相手も人間だったら同じじゃね? とか思っちゃったりして。
良い人過ぎるからこそ考えすぎちゃってたんでしょうが、受けのその思慮深さというのが納得できるほど、内面が見えてこなかった。
でもこれ以上ページ数増やしてもダラダラしちゃうと思うし、難しいなぁ…。
もう一回読み返してみたら また印象違うかもです。
ラストのオチは、予想外かつ最高の結末で良かったです!
その手があったのかー!と歓喜致しました。
欲を言えば、番になったあとのイチャイチャがもう少しだけ増やしてもらえていたらな…。番になる前から何度もえっちしてますが、それぞれ描写がかなりアッサリなので
両想い濃厚えっちを小冊子スタイルで良いから欲しいです!
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