このレビューはネタバレを含みます▼
スローペースな物語ですが、その分心の描写が丁寧です。桐斗の家庭環境やりんちゃんとの関係等、まだまだナゾな部分はありますが、桐斗が蒼空のことをかなり意識し、嫉妬と執着で心がかき乱され始めているところ、初期の頃では想像もつかない程の心の変化で、それと同時に桐斗が上辺だけの鉄面皮じゃなくなり、人間らしく色んな感情と表情が出てきて、とても可愛くセクシーになってます。桐斗に心を鷲掴みにされてしまいました！
ハピエンまでまだまだ前途多難な感じではありますが、蒼空にも新しい仲間ができ、サッカーをしたり、学校生活で笑顔が戻ってきたりで、まだまだ深い闇はありますが、少しずつでも暗闇から解放されるといいなぁ。
なんと言っても、絵が本当に本当にキレイで、見惚れてしまいます。
思春期の大切な時間を闇に包まれてしまった深い悲しみから、雲ひとつない快晴になるまでの過程を楽しみたいと思わせてくれる素敵な作品なので、これからもじっくりと心の移り変わりが見たいし、闇が深いからこそ時間をかけてじっくりと心を開いていく様がむしろ良き！桐斗と蒼空のペースで少しずつ近づいていってもらいたい。そしてそして、これからもっと可愛くなるであろう桐斗の表情が見たいので、私はこのペースで全然問題ありません。1週間がもどかしいですが、これからも2人と関われると思うと、待てのできる1週間かな…本音を言えばどんどん読みたいですが笑
これからの展開も楽しみにしてます！！！
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