敏腕検事に助けられたら、手加減なく愛されました~運命のイチャ甘同居~
玉紀直/炎かりよ
このレビューはネタバレを含みます▼
前作(コワモテ弁護士)のヒーローの兄が男主人公ということでこちらも読んでみました。厳格(?)な両親に徹底的に支配され、日々の暮らしに疲弊していたOLヒロインはある日終電の中で運命的な出会いを果たし、思い余って逆プロポーズをしてしまう。その姿があまりにも悲壮感が漂っていたせいか彼が救済に乗り出してくれ…という話。痛めつけられ可哀想なヒロイン大好きなのでドンピシャでした。そしてそんなヒロインを物理的にも心理的にも救い出すヒーローがまさに『ヒーロー』で頼もしかったし、普段敬語なのに雄を出す時だけぶっきらぼうになるのズルイです。ギャップたまらんです。前作にも登場した仁実サンにこのヒロインも引っ掛かってて思わず笑いました。またかよ(苦笑)。最後両親へのざまぁが足りないと思われる人もいるかもしれませんが、関わりたくないからもう良いって言うのはガチめな意見だと思います。ていうか、法の裁きよりも彼ら(特に母親)は入院措置を優先させた方が良いのでは…?それくらいアタオカでしたね。挿絵!いつもはヒーローに着目するのがデフォですが、今作はヒロインの顔がえっちぃくて最高でした。あ、ヒーローがえろ格好いいのが大前提ですよ(笑)。これは買って良かったです。徹底的に痛めつけられるヒロインが好きな人は読んだ方が良いです。
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