このレビューはネタバレを含みます▼
Zipperに載ってた頃読んだときは泣いた記憶がないのに、いろんなことを経験して今読むと、もう泣けるポイント(小雨から決壊まで)が多すぎて…、一体何度読んだら泣けずに最終話まで行けるん、自分って毎回思います。
人生ってほんと選択の連続で、恋愛と夢、そりゃどっちも取りたいし、両方取れちゃう人もいるんだろうけど、どっちか選ばなきゃいけない人生もあります。そんな紫とジョージの関係にも胸鷲掴みされっぱなしです。
あの青いドレスを着たときですよ。魔法かかりましたよーっキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!パラダイスに連れてってあげる、って。漫画読んでるはずなのに、BGMが聞こえてくる気がしてしまうくらい圧倒的な絵。でもってのバックステージのハグ。あのハグはもう神です。パラダイス連れてかれました。あそこだけずーっと読んでいたい…。
イザベラもちょくちょく催涙弾投げ込んでくるんです。「どんな成功者も最初はみんな身の程知らずだったと思うわ」ってその1コマで完落ちでございます。まだ十代ですよね…??人生3,4周してそうなものすごい人格者です。
若い頃はなんでさよならで終わってしまうんだろう、と思ってましたが、今ではこれはこういう終わり方じゃなきゃいけなかった、これが一番自然な終わり方なんだと納得できます。これが紫とジョージのハッピーエンドなんですよね…ほろり。と言いながらも、最後車降りたときのゆかりの心の叫びには胸が張り裂けます。
最後のページは、ジョージの夢がかなったことに泣き、紫の思いに泣き、蝶の小さい指輪見て泣き、もう何に泣いてんだかわかんね~
これからもずーーーーーーっと読み返します♡合掌