このレビューはネタバレを含みます▼
Twitterで試し読みを見て購入しました。
同マフィアの純血派ジーノと自由派ダンテ。
幼なじみながらいがみ合う2人ですが、ある日ダンテがジーノの秘密を知ってしまう。秘密を知られたジーノは死を覚悟するけれどその覚悟とは裏腹にダンテはジーノを守る決断をする。ダンテの心の内が分からないまま助けられた恩を返すために身体をゆるしたジーノ。そこからセ フレのような関係が続いていきます。
一方で実はダンテも秘密を抱えていて、ジーノを守るために命を捨てる覚悟をしてジーノの前から姿を消す。
次にダンテが姿を現したのは敵としてだった。
ジーノのために父親の駒になり、心を殺しながらジーノを犯す。それでもジーノにはそれが本心ではないことがバレてしまう。ダンテを取り返すために今度はジーノが覚悟を決め動き出す。
お互いがお互いのために命をはって助ける、愛がなければできないこと。
ダンテが死んでしまったと思い、最後に貰った飴の缶を大切に大切に持ち歩くジーノの姿はあまりにも辛く、その上目の前に敵として戻ってくるなんて、、、ダンテを忘れられないジーノの痛みがこちらにも伝わってくるのが本当に苦しい。
ダンテにも抱えているものがあって、ジーノのためとはいえ、ずっと好きだった子にこれほどのことをしなければならない状況だったのはきっと苦しかっただろうと。
2巻は苦しい部分が多い上にいいところで終わってしまったので来年の3巻を楽しみに待とうと思います。
3巻では全て解決してイチャラブするダンジノが見たい！
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