黄昏アウトフォーカス long take(1) 小冊子付き特別仕立て
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黄昏アウトフォーカス long take(1) 小冊子付き特別仕立て

じゃのめ

緑が丘高校演劇部再び

ネタバレ
2024年5月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『黄昏アウトフォーカス』の続編。時系列的には間に『残像スローモーション』『黄昏アウトフォーカスoverlap』『宵々モノローグ』が入る、寿×真央のお話。3年生が引退した北海道の早い冬の朝からスタートします。映画部の時期部長は満場一致で市川に決まったものの、真央は副部長を引き受ける自信がありません。高2の冬が明ければ3年生はすぐそこで、部活の責任だったり受験だったりがぼんやりと姿を現しつつあるのでした。市川のスランプ、寿の演劇部クリスマス公演、神出鬼没の菊地原先輩と、高校生活と初々しい恋とが優しい視点で時にコミカルに描かれます。中学時代の真央と市川の出会いや、加賀利ツインズ、演劇部の本條、1年の吉乃と桐斗もガッツリ登場します。小冊子の描き下ろし『世界で一番の君だから』の彼氏(攻め)を想う3人がとっても可愛らしかったです。お話は(2)に続きます。
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