このレビューはネタバレを含みます▼
表向きは『帯屋』を経営販売しているが、本来の職業は数千年前から『気学』と言われる学問を用いて吉凶を占うというものだが、その中で『蛇蝎』と呼ばれる人の生死を占い、助言するのが仕事の主人公。勿論自らの手は汚さず、ただ依頼人にアドバイスを与える代々伝えらる一子相伝の学問?技??子どもの授かる年月や己の死でさえ判ってしまう。そこにライバル的な存在の人間と人ならざる者が登場し……とまぁバトルが繰り返される訳で……一般人なら死んでますよ?!作品の中でも気学を用いて占ってもらい死に追いやるシーンが沢山あります。一昔前ならまだあったであろう『蛇蝎』も、現在『蛇蝎』としてお仕事されてる方がいらっしゃるのか……?それと今まで普通にしていた自分の誕生日を人に教えたりするのが実は怖い事だと教わりました。
秋里先生の今までのコメディタッチなギャグなんかがほとんどないシリアスな作風。この手の知識がなく、日頃普通に暮らしてたらと思うと怖いですが読みごたえはバッチリ保証します。