このレビューはネタバレを含みます▼
河内先生のややこしい心情をもった登場人物たちがめちゃくちゃ好きです。人間ぽくて。生まれた時からお隣に住む10こ歳上の環に不毛な片想いをずっとしている阿川くん。ほれっぽい環は弟の文太の同僚の保にまた惚れて。保も環に近づきたいけどそこはそんなにさらっといかず。環の親友のまりなも文太への淡い片想いがずっとあって。文太はずっともてるし、自分はバツイチで子どももいてるし、その想いはひた隠しにしている。
文太の元カノや保の元嫁もまた一癖も二癖もあって、本当にどこ見渡しても魅力的なキャラばっかりです。どの子に感情移入してもいいし全ての子を見守りたくなってしまう。
話がなかなか進まなくて、モダモダするような展開もかなりツボ。あとがきマンガもボリュームあって楽しみにしてしまうし。続くのね!もう!どうなるの!と思いながら、4巻が今から楽しみで仕方ないです。