叶わなかった恋の続きを【単行本版(シーモア限定描き下ろし付)】
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叶わなかった恋の続きを【単行本版(シーモア限定描き下ろし付)】

下條水月

3巻あっという間

ネタバレ
2024年5月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ もう!ずっとモダモダしてるけど、明らかに渋川(攻)はマキ(受)が好きじゃーん!!イケメンひよってないで勇気出せ!って思いながらあっという間に読み終えてました笑。小さな田舎で暮らすマキは、周りの目を気にしながらゲイを隠してひっそり学生生活を過ごしてたのに、転入してきたイケメンの渋川にズカズカ内側に入り込まれて感情のコントロール出来ず気づけば好きになっちゃってた…。そりゃ今まで1人だった日常に「甘味」という共通の話題を話せる相手が出現したことでマキも舞い上がっちゃうよね。しかも渋川も満更ではない様子…気を持たせる素振りに誰だって勘違いしちゃうでしょうよ。で!自分で勝手に好意を撒き散らしときながら、いざマキに告白されたら距離取るって…酷い。と思いながら一巻二巻読んでました。でも渋川の置かれた状況も一概に責められるもんじゃないか〜と後になって思ってみたり(それでも私はマキの友人達派ですが笑)。学生で元々ノンケで、祖母孝行するには家族を作って孫の顔見せて…と、色々考えすぎちゃって本心を出せなかった渋川が、マキと再会して「今度こそは」と意気込んでて良かった。ただ、マキの方は今度こそ「友達」として付き合うんだと決意しちゃってすれ違うんですけどね。それでも誤解を解いて、始まりの場所からやり直せて一安心です。これからイチャイチャライフが始まる!というところで終わってるので、もっと2人の甘い日常見たかったな〜。
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