【全1-6セット】じゃじゃ馬ならし ~傲慢辺境伯の溺れる激情~【イラスト付】
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【全1-6セット】じゃじゃ馬ならし ~傲慢辺境伯の溺れる激情~【イラスト付】

ひなのさくらこ/笹原亜美

面白かった!

ネタバレ
2024年5月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初から最後まで、中身の詰まったとても面白い作品でした(^^)
登場人物の描写が秀逸で素晴らしい~!癖のある人物の多いこと多いこと!
初見ですっかりヒロインの虜になっていたヒーロー、派手な女性関係で数々の浮き名を流した経験はいったいどこに? というくらい、ヒロインの前では余裕無しでした(笑)
気持ちを自覚してからはもう、甘々の溺甘。初めて本気で愛する女性に出会ったヒーローの溺愛は最高です。想いが通じあってすぐにHになだれ込まなかったのも良かったし。初めての翌日はヒーローが子守歌を歌ってたりします。いや、ヒロインがヒーローに子守歌を歌うシチュエーションは多いけど、逆ってあまりなくない? 素敵すぎる! と思ってしまいました(笑)
あと、悪者は悪者のままで終わったのも良かったです。逆にヒロインの味方になってくれるとか、腕を見込まれてヒーローに雇われるとか、改心して仲直りとか。そういうご都合主義な展開も時には良いですが、このお話にはなかったのが、すごく良さを感じました。
ちなみに。最後の番外編の濃厚イチャラブが素晴らしすぎて、王家もヒロイン兄夫婦も、今後が気になる! と思っていたのに、そんなこともすっかり忘れていました(笑)
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