百と卍
」のレビュー

百と卍

紗久楽さわ

6巻、最高の外伝巻

ネタバレ
2024年5月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ は、ハピエンだった〜〜!!良かった〜!!大号泣しています。千と兆の物語があまりに素晴らしくて、刺さる人が多そうだと思いました。しかも、百と卍の物語もまだ続きが読めるとは!

百と卍の甘い世界観とはうってかわって、
千と兆が身を置くヤクザ者の世界は不穏ですが、兆の一途な恋、千の兆を拒みがたい気持ちなどが艶っぽく描かれ、始終胸がざわつき続けるようなエロティックさがありました。もちろんエロは当然エロい!
気になっていた兆と妻子の関係も、江戸時代ならしょうがない婚姻ってあるよね……と思いながらも、兆とおほの自身で答えを見つけ合っているのが良いなと思えました。兆の娘・おそよにタジタジな千も、可愛いたまらんかった〜〜〜!!!

億政と兆が共に育っていたら、どんな兄弟になったのかなぁとか、二人で千を取り合ってくれても可愛いなぁとか、そんな幸せな妄想もしてしまいました。
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