期待し過ぎたかも





2024年5月27日
レビューが少ないながらも高評価が多かったし価格も安くなっていたので期待大で読みました。レビュー通り独特の世界観でしたがそこまでエモくもなくまた、揺さぶられたり読後に浸ることもなかったです。期待し過ぎたのかも?もしくは私には琴線に触れなかったのか感受性が乏しいからか(笑)
ただ、短編の特徴を活かした読む側の想像力を掻き立てるオープンエンディングは良かったと思います。
てっちゃんは幸太郎に両親の死について一切何も言っていないで幸太郎が勝手に解釈していたか、てっちゃんが嘘をついたかでも変わるなと私は読みました。
最後の嘘の結末も、てっちゃんが幸太郎にそう遺言していたのか保身の為の幸太郎の嘘なのかでも変わるし、てっちゃんが犯人ではないとわかった事件はどちらなのかでも倒れた原因が変わります。ですがどの解釈でもてっちゃんが孤独で寂しかったというのが救われないですね…。読み手の想像力に任せて創造させるというのはとても好みで楽しく読ませてもらえましたが、手法が良いというだけで少し物足りなさが否めなかったです。
ですが、高評価になるのは納得です。
ただ、短編の特徴を活かした読む側の想像力を掻き立てるオープンエンディングは良かったと思います。
てっちゃんは幸太郎に両親の死について一切何も言っていないで幸太郎が勝手に解釈していたか、てっちゃんが嘘をついたかでも変わるなと私は読みました。
最後の嘘の結末も、てっちゃんが幸太郎にそう遺言していたのか保身の為の幸太郎の嘘なのかでも変わるし、てっちゃんが犯人ではないとわかった事件はどちらなのかでも倒れた原因が変わります。ですがどの解釈でもてっちゃんが孤独で寂しかったというのが救われないですね…。読み手の想像力に任せて創造させるというのはとても好みで楽しく読ませてもらえましたが、手法が良いというだけで少し物足りなさが否めなかったです。
ですが、高評価になるのは納得です。

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