ハネチンとブッキーのお子さま診療録
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ハネチンとブッキーのお子さま診療録

佐原ミズ/北岡寛己

いろんな人に読んで欲しい!

ネタバレ
2024年5月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1話ごとに勉強になります。そして子育てがいかに大変かを代弁してくれる作品(私は子供いませんが…)。お化けのような見た目のブッキーこと琴吹先生はボロ屋で子供診療所をひっそりしつつ、総合病院ではキチンとした格好で腕のいい先生として働いてます。どんな時も「子供は宇宙、面白い生き物!」とキラキラした目で言っちゃうくらい頼もしい先生で、こんな担当医が近くにいてくれたら助かるだろうな〜と読んでて思いました。子供2人を残して亡くなった嫁の代わりに、ハネチン(みちる君の父)は育児家事仕事に追われ疲れ果てていたところを助けてくれたのがブッキー。何もしてこなかった子育てだから右も左もわからずに途方に暮れるハネチンを、一つ一つ子供にもわかるように病気や過ごし方を説明してくれるブッキーとの日々の関わりがすごく面白いし、うるっとくる場面もしばしばあります。親世代はもちろん、色んな人が読めばいいのに!と強く思える作品。漫画って難しい事を分かりやすく教えてくれる教材だな〜と改めて感じました。続編も必ず読みたいと思います!
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