このレビューはネタバレを含みます▼
自分でも引くぐらいのBLを読んでいますが、これほどまで絵とセリフを読み込んだ作品は初めてで、感動の勢いのままレビューを書いています。何年も追い続け、新刊が出るたびに購入していましたがその時はふんわりしか理解できず。1〜8巻までまとめて読むことで、作品の素晴らしさが再認識出来ると同時に、暁人と桂木のお互いの想いの深さやそれ故のすれ違いが円熟味を増してズドンと心に来ます。1周目によんだ時は暁人の一方的な想いから始まった関係と思っていましたが、全てを読み終え2週目はまた異なる物語を読んでいるようでした。素晴らしい、大人のビターなBL作品です。