このレビューはネタバレを含みます▼
図書館が出会いというのも好きな環境かも。
二人とも、違う辛さや孤独を感じていて、たまたま出会い、暗闇にいた自分をつれだしてくれた柊吾。
傷ついてひきこもりがちだった乙矢が心をよせていき、両想いになるのが前半で、後半はお付き合いはじめて、ちょっとしたことから、ギクシャクしたりします。
お互いが大事で、きちんと言葉にして向き合う。
独りよがりにならないように。
キスからエッチするまでの流れとか、家族にも告白、会わせたいとか、少しずつ二人をとりまく環境もかわっていくのが、ほほえましくもあります。
ほんと、二人のあたたかな穏やかで甘い空気が想像ついて、読後感よかったです。