悪魔公女
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悪魔公女

春の日びより/海鵜げそ

4巻読了

ネタバレ
2024年5月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 久しぶりに上質ななろう系ラノベに出会えて満足度が高いです。ありがとうございます。滅茶苦茶楽しかった。シリアスと見せかけたシリアル、人外から始まる人間生活、高位存在、おもしろキャラ……何より『暗い獣』ですよ! あんなの出されたらもう、最高じゃないですか! どこかで本格的にシリアスになるのかなと思って一気に4巻分読みましたが、最後までシリアルで逆に笑っちゃいました。あ〜〜〜、満足度が高い。主人公はどこまでいっても「悪魔」で、その感性が清々しくて小気味良い。どんなに底意地の悪い性悪人間が出ても「美味しい」から、読んでいる自分も「美味しそうですね」とついグルメ思考になってしまうくらいにはゆるい物語でした。お姉様、私も大好きでしたよ。ただ護衛騎士達が終始ギャグ度が高すぎてそれは少し引きましたね……。全体的には良かったので星5で。最後まで人外思考を忘れない主人公、万歳。
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