ディファイン・ザ・リレーションシップ【タテヨミ】
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ディファイン・ザ・リレーションシップ【タテヨミ】

チャダ/フローナ

結果、罪深い、愛らしい人たちの愛の物語

ネタバレ
2024年6月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 余談含みますのでネタバレ扱いで。原作小説を書かれたフローナ先生が好きです。DTRはオメガバースでα同士の恋愛ストーリーと考える以前に、はじまりからひたすらロマンティック(エロ多いけども…)
貴族階級の人たち階下の人の出会いというだけで飯が美味すぎる。スピンオフ元(egg Benedict)よりも更にドラマティックに感じます。
チャダ先生のコミカライズは、原作小説カバーイラストの良さや小説から滲み出る雰囲気を一切壊すことなく、120%活かし漫画にしているのが最高の高!美しく洗練された絵柄が物語をより親しみやすくさせているように思います。
よく本国のコメント欄で見かけた、アッシュ有罪ジョーンズさんの件も、絵で見ると綺麗で甘い顔しつつエグみがあり、本当にイライラします(褒めてる)小説だと100倍イライラしますが、漫画で見ると驚くほどまろやかなエグさに変貌していて良いです。でもこれもイライラします(褒めてる)
カーライルは……、ライルは赤ちゃんか!思考が読者には丸見えで、最高に可愛い。貴族の顔はクールで頼り甲斐がありそうなのに、アッシュを前にしたあの崩れかたや恥じらい深い言葉の数々が大変可愛くて良。
そして、私のアホほど長い感想を眺めるよりもみなさん! ロマンスに浸りたいならどうかDTRのコミカライズを読んでください。そしてよかったら原作小説も読んで……。
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