噛み砕いて愛をおしえて【コミックス版】
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噛み砕いて愛をおしえて【コミックス版】

ぽけろう

期待値には届かず。

ネタバレ
2024年6月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者の過去作品も好きなので発売前からかなり楽しみにしていたんですが、蓋を開けてみたらそれほど楽しむ事が出来ず、落胆しました。
まずは漫画なのに文字が多すぎです。設定モノあるあるなんですが、設定モノってその世界観を説明しないといけないのでどうしても文字が多くはなるんですよね。ある程度は仕方ないんですが、それを差し引いても殆ど攻め受けどちらかのモノローグを永遠読まされている感覚になりました。話の展開的には何も進んでいないのに、ずっとモノローグで感情論を読まされるんです。申し訳ないんですが途中で眠くなってしまいました。小説じゃないんだから漫画で展開して下さい……。
攻めも受けも両方ウダウダとしているので、非常にまだるっこしく、二人の関係が容易に進みません。かと言ってお話としてもかなり物足りなく、とても退屈でした。そして2巻でも終わっていない。そんなに長引かせる内容なのか……?情報量的にも1巻と2巻併せて1冊で良いと思います。
作者の作品で初めて受けの性格が好きじゃないと思いました。攻めに何も話さず勝手に動く所などは特に思いました。いやもう、とにかくウジウジしすぎなんです……。その何度も私達に読ませている頭の中の言葉を早く相手に言ったらどう??と……。攻めか受けかどちらかは積極的じゃないと読むのキツイです。
3巻、買うとは思いますが……、それ以上続刊するようなら次で切るかもしれません。長期連載には向いていない作家さんだったのか…?思惑と違って落胆が大きいです。
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