君が教えてくれた恋
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君が教えてくれた恋

珈琲きの子/伊藤モネ

かわいいお話

ネタバレ
2024年6月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 天涯孤独のアシュリー。亡くなった祖父から受け継いだ魔術書専門の古書店を1人で切り盛りし、節約しながらやりくりする暮らし。ひょんなことから魔力が足りずに騎士団に入れなかったウィルフレッドと出会い、アシュリーの世界が広がっていきーー。舞台がお店の中でウィルフレッドを待ち、ウィルフレッドとギルドやコンフェイトのお店に行き…と、ステージが街の中だけなので、良くも悪くもメリハリがなく、怖いこともないので安心して読めます。アシュリーが誤解からちょっぴり嫉妬しちゃったりもするけどそれもすぐ解消されるし、もう一捻り事件があってもよかったかなーー。例えば、魔物に襲われ傷ついたウィルを救うためにトラウマを克服して魔物と対峙する、とか〜。物足りなさはあるけど、全体的にかわいいお話でした。
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